アンチウィルス・チェッカ/スキャナがウィルスを検出しました。これはJavaに関連していますか。


このトピックは、次に当てはまります。:
  • プラットフォーム: Windows 8, Windows 7, Vista, Windows XP, Windows 10
  • Javaバージョン: 7.0, 8.0

症状

Javaのキャッシュ・ディレクトリで悪意あるアプレットが見つかりました。アンチウィルス・プログラムは、次のディレクトリでこれらの悪意あるアプレットを検出しました。
C:\Documents and Settings\<username>\Application Data\Sun\Java\Deployment\cache


原因

このキャッシュ・ディレクトリで見つかったウィルスに、OracleからダウンロードおよびインストールしたJavaとの関連はありません。キャッシュ・ディレクトリは一時的な保存場所です。ブラウザがアプレットまたはアプリケーションを実行するときに、Javaはパフォーマンスを上げるため、ファイルをキャッシュ・ディレクトリに保存します。
キャッシュ・ディレクトリでの発見が報告されているウィルスの例:
  • Exploit:java/cviウィルス
  • Exploit:Java/CVE-2010-0840
  • Exploit.java.cve-2013-1493
  • CVE-2010-0840
  • Trojan.ByteVerify
  • Pdfjsc.CR
  • Uutecwv.class
  • Hieeyfc.class

解決策

これらの悪意あるアプレットを見つけたら、アンチウィルス・プログラムでそのアプレットを削除してください。また、キャッシュ・ディレクトリを手動で消去することもできます。

Javaコントロール・パネルでインターネット一時ファイルを削除することにより、Javaキャッシュ・ディレクトリから悪意あるアプレットを削除します。

Javaコントロール・パネルへのアクセス

» Windows
» Mac OS X

Javaコントロール・パネルでの一時ファイルの削除

  1. Javaコントロール・パネルの「一般」タブで、「インターネット一時ファイル」セクションにある「設定」をクリックします。
    「一時ファイルの設定」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    「一時ファイルの設定」ダイアログ・ボックス
  2. 「一時ファイルの設定」ダイアログで「ファイルの削除」をクリックします。
    「ファイルおよびアプリケーションの削除」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    「一時ファイルの設定」ダイアログ・ボックス
  3. 「ファイルおよびアプリケーションの削除」ダイアログで「OK」をクリックします。これにより、ダウンロードされたアプリケーションとアプレットがすべてキャッシュから削除されます。
  4. 「一時ファイルの設定」ダイアログで「OK」をクリックします。特定のアプリケーションやアプレットをキャッシュから削除する場合は、「アプリケーションの表示」オプションと「アプレットの表示」オプションをそれぞれクリックします。