Java 8に関する情報
Java 8はJavaの最新リリースで、Javaプログラムの開発と実行の効率を向上させるための新機能、機能強化およびbug修正が含まれています。Javaの新しいリリースは、最初に開発者に公開され、十分な時間をかけてテストと動作保証が行われた後、java.comのWebサイトで公開されてエンド・ユーザーがダウンロードできるようになります。
自動更新のお知らせとOracle JDK 7のパブリック・アップデートの終了
2015年1月のクリティカル・パッチ・アップデートのリリースと同時に、自動更新機能を有効にしているユーザーはJava 7からJava 8への更新を求められます。また、2015年4月のCPUリリースが、一般に入手可能な最後のJava 7アップデートとなります。この件の詳細と、Java 7の長期サポートを受ける方法の詳細は、Oracle Java SEサポート・ロードマップを参照してください。
Java 8にアップグレードする前にアプリケーション・プロバイダに確認する
アプリケーション・プロバイダによっては、特定のJavaリリースを使用し、アプリケーションがJava 8で動作保証されていない場合があります。Java 8でアプリケーションを実行中に問題が発生した場合は、アプリケーション・プロバイダに確認して、このバージョンで動作保証されていることを確認してください。
Java 8の機能
Java 8リリースに含まれている機能強化の簡単なサマリーを次に示します:- ラムダ式および仮想拡張メソッド
Java SE 8の最も重要な機能は、ラムダ式の実装およびJavaのプログラミング言語とプラットフォームに対するサポート機能です。 - 日時API
この新しいAPIを使用すると、開発者はより自然ですっきりとした理解しやすい方法で日付と時間を処理できます。 - Nashhorn JavaScriptエンジン
新たにJDKに統合され、既存のAPIを介してJavaアプリケーションに使用できる、軽量で高いパフォーマンスを示すJavaScriptエンジンの実装です。 - 改善されたセキュリティ
既存の呼出し元依存メソッドを手動で管理していたリストから、そのようなメソッドを正確に識別して呼出し元を確実に検出できるメカニズムに置き換わります。